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恋は雨上がりのように

漫画「恋は雨上がりのように」を読みました。

女子高生のあきらが冴えないおじさんのファミレスの店長に恋をする、という話です。これだけ聞くとそんなのありえない!男の妄想でキモい!と思うかもしれませんが、決してそんな作品ではありませんでした。
あきらは怪我をして大好きな陸上を続けられなくなり落ち込んでる時に、何気なく元気づけてくれた店長に恋をします。そのきっかけがリアルでいいです。店長の優しさが滲み出ているエピソードだと感じます。
あきらは結構早々に店長に思いを告げて、休日にデートしたり、離婚した元嫁と暮らす店長の息子と仲良くなったり、アパートに上げてもらったりといい雰囲気にはなるのですがはっきりしない関係のまま終盤まで行くので途中かなりやきもきします。ただその恋愛模様のあいまにあきらの捨てきれない陸上への気持ち、店長の諦めきれない小説家への夢、モブキャラ達の恋なども絡み合い飽きることはないです。
あきらは結局店長にふられてしまいます。ここがこの漫画のいいところだと思います。店長は大人だから、まだ子供の高校生に惹かれても絶対手は出さないんです。もしかして店長がロクでもない人ならば、純粋な気持ちを弄ぶことだって出来たかもしれません。でも、結果結ばれることはなかったのです。あきらが好きになった男性だけのことはあるなと思います。でも恋愛漫画だからといってふられてただのバッドエンド、では終わらず、あきらは店長に背中を押されて再び諦めかけていた陸上への道へ、店長はあきらの若さやまっすぐさに影響されてまた小説家への夢を追い始めました。2人の縁がそれきりにならなければいいな、と思うくらいよく似合う2人だと私には感じました。絵はレトロで一癖あるのですが、爽やかな読後感のいい恋愛漫画だと思います。

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